日別アーカイブ 2019年7月7日

有効な度合いの調査

肌の状態についてご依頼者が満足する状態にない場合、それはほんの少し状況を好転させるちっぽけな有効な度合いのものではなく、満足レベルまで行かせてくれる、大きな有効な度合いのものの方がより望ましいですね?

それではそのような度合いを一般的にどのように調べますか?実行する前にそれが事前にわかりますか?

それらの問いに対して、ご依頼者が自分自身の結果からおわかりいただけるように日々研究・鑑定し、理想からだ研究所(振り子波動研究所)はリピートのご依頼者を中心にこれまで10年以上継続してくる事ができました。

私は星の数ほどある原因の中から、自分の身体・肌を通して自力で確立した霊視×フリハ調査を通し、食べ物・化粧品・お薬などの有効な度合いを比較しながら、ご依頼者の肌の状態がより良いコンディションに向上していただけれるように願って今後も研究・鑑定をしていきます。

漢方薬

【以下私の体験から】

漢方薬がアレルギーに効くか?

花粉症皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、アトピー等も含めて漢方薬は直接は効かない。

ただ、抗アレルギー薬の効力を何倍にも増大させる事はできる。その組み合わせを何度も何度もフリハ調査で選んでは自分に試して、複雑な身体と薬のしくみを理解することができた。

 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

体内の毒(身体の毒素)を文字通り体外へ出す意の薬。いわばデトックス。アトピー体質になっている時(身体に毒素がたまっている時)、花粉に対して敏感になっている時などに調べて飲むとぴったり当てはまる事がある。症状としては肌表面にでていなくても体内の毒素は0にしておくことが健康維持、美肌維持に直結する。これは使用頻度もなかなか高い。

 安中散(あんちゅうさん)

胃薬・・・良くも悪くもスタンダードな胃の薬。ガスターなどの制酸剤ではない。実際フリハ調査で調べて飲む事はほとんどなかった。たまに胃を壊したときに選んでいたお薬。


 五苓散(ごれいさん)

下痢薬・・・下痢っていうのは体内の毒素やウイルスを体外へ排出する事だからただやみくもに止めれば良いってものではない。
高熱もそう。体温が上がると免疫力が上がってウイルスなどに対する抵抗力が大きくなる。ただそんな重篤な下痢(コレラやウイルス性のもの)でなければこの薬も選びえる。これと他1~2つの漢方をフリハ調査で組み合わせてみるとひどい下痢で困った人も元気に即復活した。

 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

胃、十二脂腸、小腸薬・・・胃、十二脂腸、小腸の潰瘍に結構有効。胃腸の調子が悪いとよほど良い食生活(たくさんの種類の野菜を食べたり、体質に合った乳製品を選んだり)をしていないと顔や身体の肌の調子は悪くなる。
潰瘍などに対してなかなかの効果があった。制酸剤(ガスターやタケプロンなど)と組み合わせて劇的な効果を示す事がある。
又、家内で膝の痛みにも効果があるのを確認済み。

 黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)

肌薬・・・体内の毒素を解毒するの意。体内の毒素(体毒)がたまっている時はこれか十味敗毒湯、又はこれら両方を選ぶこともある。
保険が効くので(病院で処方される事がある)みなさん見たことがある人もいるのでは。

 消風散(しょうふうさん)

肌の薬・・・時々肌がかゆくなったりした時に組み合わせの一つとして選ぶことがある。
単独で選ぶことはあまりない。抗アレルギー薬と組み合わせると劇的に効くことがある。


 加味逍遥散(かみしょうようさん)

肌の薬・・・略して「かみさん 」と言う。たまに組み合わせの一部として選ぶ。これはツムラでなくてコタローのを使っている。
どっちもほぼ同じだけど梅田のダウジング皮膚科、振り子の山本皮膚科でもコタローだったし、フリハ調査でもそうでているので、私もそうしている。

 四君子湯(しくんしとう)

 腸薬・・・漢方の中での位置付けは上薬(じょうやく)といって少し高級なお薬といったところ。 でもそんなことは関係なく胃を壊したときにたまに選んでいる。

 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

万能漢方薬・・・睡眠不足からくる肌の異常に効く。疲労回復、過労からくる身体のダメージを回復させたい時にフリハ調査で組み合わせの一つとして選んでいた。
あまり単独では選ばないもの

 六君子湯(りっくんしとう)

胃腸薬・・・ごくまれに選んだ事がある。四君子湯との違いは下痢を伴う症状か否かとの事だけど確かにフリハ調査でもその違いを感じた。

 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

万能薬・・・補中益気湯と系統は同じ。疲労が重なっての体調不良を薬草、生薬の力でオールマイティに回復させるというもの。もちろんこれ一つでたまたまぴったりはまって回復する人もいるけれど稀。フリハ調査で2~3種を組み合わせてやると超疲労回復万能薬ができあがったりする。

 温清飲(うんせいいん)

肌の薬・・・肌トラブルで良く使用するベスト3に入る薬。アトピー、にきび、アレルギー性湿疹、アレルギー性の吹き出物、赤ら顔、肌荒れなどどれにも対応しうるもの。組み合わせの一つとしてとても重宝。
一見ニキビのように見えても実はフリハ調査で調べるとアレルギー性の吹き出物だったりという事が非常に多い。そんな場合にきびの殺菌剤(ニューキノロン系でも)は効かない。むしろ悪化する。原因と対処法が正しければアレルギー性の吹き出物の場合は単純ニキビよりもかなり早く症状としては治る。
例えると単純にきびが10~14日で完治する所がアレルギー性の吹き出物は約7~10日くらい。

 神秘湯(しんぴとう)

更年期障害薬・・・母が飲んでいた。女性特有の加齢に伴う体調不良に効くよう。他に七物降下湯なども更年期障害には選ぶ時がある。


 当帰飲子(とうきいんし)

肌薬・・・アトピー体質、アトピー肌質の時に選ぶ頻度はNO1。これだけでアトピーが治ることはないけれど抗アレルギー薬との組み合わせで劇的に効果を示すことがある。
アトピーは徹底的に研究したので人それぞれの原因や対処法まで完璧にわかった。振り子時代も、フリハ調査でも調べつくすまで相当な年月を要したけれど、今では誰もわからない事や調べ方まで知っているつもり。

 大建中湯(だいけんちゅうとう)

胃腸薬・・・胃の調子をこわした時、腸の調子をこわした時等。あまり選ぶ事はなかった。

 温経湯(うんけいとう)

肌薬・・・使用頻度ベスト3に入る。肌のあらゆるトラブルに対して組み合わせの一つとして良く使う。肌トラブルは気が滅入るもの。自分自身の肌の性質を理解してそれに対する対処法を覚えておけばある程度肌トラブルを防ぐ事ができる。
水や食事、空気、体質など全てが関わってりそれをフリハ調査で一人一人調べる事ができる。

 排膿散及湯(はいのうさんのとう)

ニキビ薬・・・ある種のニキビに効果がある。ただ、一見して区別しにくいアレルギー性の吹き出物への効果はまずゼロ。ニキビだと思ってこの市販薬などを飲んでいる人もいると思うけれど、残念ながら効果は無い。

 越婢加朮湯(えっぴかじゅっとう)

肌の漢方薬・・・使用頻度NO1の漢方薬。世間では特別肌の薬という区分けではないけれど私の体質に合うことはとても多かった。

 梔子柏皮湯(ししはくひとう)

肌の漢方薬・・・たまに選ぶ。少し苦いですがコタローではこの梔子柏皮湯と加味逍遙散の2つ。ツムラよりもマイナーだけど私のフリハ調査でもこの二つはコタローを選んでいる。